長万部の水柱噴出はなぜ?原因と止まった理由調査!地震や地盤沈下が今後起こる可能性も

2022年8月8日から、轟音とともに水が激しい勢いで水が吹き出していた北海道「長万部町の水柱」ですが、9月26日の朝、水の噴出が止まっているのが確認されました。

一体なぜ水は止まったのでしょうか。理由や原因、また今後考えられる事について調査してみました。

こちらの記事で紹介すること

●長万部の水柱が止まった!
●長万部の水柱噴出について考えられる理由や原因
●長万部の水柱が止まった原因や理由は?
●長万部の水柱が止まった後、地震や地盤沈下が起こる可能性も

うさみー
こちらの記事では北海道長万部の水柱が止まった理由についてや、噴出の原因、また今後地震や地盤沈下が起こる可能性について紹介しています。

長万部の水柱が止まった!

長万部町の松林で2022年8月8日から噴き上っていた水柱は一時、高さは30メートル近くまで達していました。

9月23日の時点では水柱の勢いは、高さ15メートルまで弱まっていることが確認されており、9月26日の朝にはついに噴出が止まったようです。

噴出していた水は分析の結果、温度は21.5℃、ナトリウムやマンガンなどの温泉成分を含む“低温泉水”であることが明らかになりました。

微量のヒ素が含まれていますが、基準値を下回っていて人体に影響はないそうです。

 

今後は、天然ガスの掘削を行っている業者に依頼して噴き上がっていた穴からカメラを入れて内部を調べるようです。

その後ふたで閉じ、11月上旬までに高さ4メートルの金属製のタンクをかぶせることにしているそうです。

 

1月半以上もの間噴出していた長万部の水柱ですが、一体なぜ止まったのでしょうか。

長万部の水柱噴出について考えられる理由や原因

そもそも、水柱の噴出した場所は1958~59年にかけて温泉を掘る工事をした井戸なのだそうです。

長万部町によると、60年以上前に石油資源や天然ガスの採掘のために掘った井戸が11か所あり、そのうちの一つから水柱が噴き上がったとのこと。

 

水柱が噴出した理由について考えられる原因には以下の事が想定できます。

  • 約60年前に堀った井戸の埋め戻し工事が不十分で劣化した
  • 雨の多さから地下水が飽和状態になって井戸から地下水が噴出してしまった
  • 海洋プレートが大陸プレートに沈み込む力が強くなったことで地下水への圧力が上がり噴出した

 

長万部の水柱が止まった原因や理由は?

以上の理由から、長万部の水柱が止まった理由としては

いずれも地下水の水圧異常が戻り、圧力を出し切ったと考えるのが妥当かと考えます。

しかし、圧力を出し切ったからといってまだ安心できない状況ではあります。

うさみー
まだ安心できない、今後起こりえる地震や地盤沈下の可能性について紹介しますね。

長万部の水柱が止まった後、地震や地盤沈下が起こる可能性も

長万部の水柱が止まった後、巨大地震や地盤沈下を危惧する声が上がっています。

必ずしも起こるという訳ではありませんが、注意するに越したことはないと考えられます。

地震が起こる可能性

海洋プレートが大陸プレートに沈み込む力が強くなったことで地下水への圧力が上がり、押し出されるように地下水の噴出が起こったのであれば今後地震が起きる可能性はあるかもしれません。

 

以前起きた、似たような事例を紹介します。

1943年の鳥取地震(M7.2)では最大震度6を記録しましたが、地震の30分前に吉方温泉で温泉水が異常に湧き出たという記録が残っているそうです。

 

その他にも、1810年の羽後地震(M6.5)では推定最大震度7を記録しましたが、地震の1カ月前に原油が湧き出たという事例があったそうです。

 

ちなみに長万部には黒松内低地断層帯という断層があり、30年内に5%の確率で、長万部中心に震度7(M7.3)程度の地震が起きる可能性があるとされています。

 

地震の前兆などでは、井戸水が増えるなどの現象も聞いたことがありますが、プレート移動による地下水の水圧が関係しているのではないかと言われています。

うさみー
あくまで可能性ですので、周辺住民の方は多少なりとも気をつけておくに越したことはないかと思われます。
日本は地震大国なのでどこの地域も安心はできませんが…備えあれば憂いなし、ですね。

地盤沈下が起こる可能性

地盤沈下においては至ってシンプルな考え方ですが、地下にある大量の水が放出されたらその分大きな空間が空きますので、地面が沈むのではないかということです。

長万部は、河川により運搬された土砂のうち粗粒土が堆積した微高な地盤であり、非常に液状化しやすい地盤だそうですので今後注意して経過を見守った方がよさそうですね。

 

噴き出していた水柱は、地下水とともに天然ガスも噴き出していたそうです。

現在地下水の噴出は止まりましたが、天然ガスはまだ噴出している恐れがありますので引火すると非常に危険です。

町は現場の半径約50メートル以内の立ち入りを規制してはいるものの、むやみに近づいたりしないようにしてくださいね。

すべての噴出が止まった後が注意ということですね。

長万部の水柱噴出はなぜ?原因と止まった理由調査!地震や地盤沈下が今後起こる可能性も:まとめ

こちらの記事では北海道長万部の水柱が止まった理由についてや、噴出の原因、また今後地震や地盤沈下が起こる可能性について紹介していました。

 

今後、水柱が噴出していた場所については天然ガスなどの掘削を専門とする札幌の業者を現地に派遣し、噴出場所の状況を調べるようです。

この場所は60年以上前に一度地下水が噴きあがったことがあると記録されているのだそうです。

ですので、現状止まったとはいえ、一時的なものでまた吹き出す可能性もあるかもしれません。

 

周辺住民の方は特に注意して経過を見守ってほしいと願います。

うさみー
今後何事も起きない事を祈ります。
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