オオトカゲとはどのような生物なのでしょうか。
ごく稀に、一般家庭で飼育されていたオオトカゲが逃げ出したなんて話で世間を騒がせる事がありますよね。
オオトカゲに危険性はあるのでしょうか?また出会ったときどのように対処すれば良いのでしょうか。
こちらの記事ではオオトカゲの危険性について説明したいと思います。
オオトカゲに危険性はあるの?
札幌でサバンナオオトカゲの逸走事案が発生とのこと。
気温が低いので生きた状態で発見できるかは時間との勝負です。人を襲うことはありませんので、冷静な対応が必要です。
写真は逃げ出した個体とは別の参考画像です。#札幌 #北海道 #オオトカゲ #逃走 pic.twitter.com/tKnCOJ3Tsb— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) November 18, 2021
オオトカゲは名前の通り大型のトカゲです。
東南アジアや中国、アフリカ、オーストラリアなどに生息していてマライオオトカゲやコモドオオトカゲなどいくつかの種類がいます。
比較的暖かい地域を好んでいます。
多くは体長1メートル、大きいものだと2メートルを超えるものもいます。
種類によっては鋭い爪で木に登るのが得意であったり、泳ぎが得意であったりします。
総じて運動量が多いのが特徴の一つです。
オオトカゲは歯は小さいですが顎の力がつよいので、人間が噛まれると出血してしまうでしょう。
特に野生のオオトカゲは死肉を食べる事が多いので歯は細菌だらけですので、噛まれてしまったらすぐに傷口をしっかりと洗い、病院に行って消毒などの処置をしてもらう事が大事です。
しかし、性格は大人しく臆病なため、人が接近するとすぐに逃げてしまう事が多いようです。
ですので人間が襲われる事は非常に珍しいとされています。
ただ噛まれて命を落とした方もいらっしゃいますので、出会ってしまった場合、気をつけるに越したことはないですね。
ペットのオオトカゲが誤って逃げてしまった場合、外の世界は慣れない環境ですので怯えている可能性が高いです。
怯えた動物は皆共通して攻撃的になるものですので、もしオオトカゲを見つけた場合は自分でどうにか捕獲しようとは思わず通報しましょうね。
トカゲは寒さに弱い?
トカゲは世界中に幅広く生息していて、個体によって寒さへの強さも変わってきます。
暖かい地域に生息しているオオトカゲは寒さに弱いとされていて、ペットとしての飼育環境も暖かくしておく事が多いです。
しかし、日本国内でペットとして飼われているトカゲは寒さへの耐久性も上がっている可能性はあります。
特に寒さに強いトカゲとして、コモチカナヘビという種類がいますが、北海道でも生息が確認されていますし、北極圏でも生息が確認されています。
ただし、冬眠をして冬を越しているという状況です。
まとめ
オオトカゲの危険性についてですが、性格は大人しく臆病なため、出会ってしまってもこちらから執拗に触ったり脅かさない限り向こうから攻撃してくる事はないでしょう。
しかし、ペットとして飼われていたオオトカゲが逃げ出してしまった場合、慣れない外の世界に怯えてしまい攻撃的になっている可能性が高いですので、無理に捕まえようとする事は絶対にしないようにして、通報するようにしてくださいね。
寒さに弱いかどうかについては、種類や個体によって異なりますが、オオトカゲ全般で見ると寒さに弱いものが多いでしょう。
オオトカゲに噛まれてしまったらかなりの痛手を追う事になりますので、できるだけ刺激しない、近寄らない事が大事ですね。