宮崎学の経歴と写真家プロデビューへの道のり(動画あり)

50年に渡り野生動物の自然な表情を撮影し続けてきた、「自然界の報道写真家」といわれる宮崎学さんですが、17才の時の体調を崩した事がきっかけでプロのカメラマンになったそうです。

写真家、宮崎学さんの経歴と、写真家プロデビューへの道のりはどのようなものだったのでしょうか。

宮崎学さんの経歴と写真家プロデビューへの道のりについて説明していきたいと思います。

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宮崎学の経歴と写真家プロデビューへの道のり

宮崎学(みやざきまなぶ)さんは、1949年 長野県で生まれました。

ちなみに、活動名は宮崎学(みやざきがく)と読むそうです。

 

小さな頃から動物への興味が強く、少年期は様々な小鳥を大切に飼っていたそうです。

その頃、可愛がっていたリスが籠の中でヘビに食べられてしまい強いショックを受けたことにより、「野生動物を飼うことは無慈悲な行為だ」と思うようになったそうです。そして飼っていた小鳥も野に放ったというエピソードがあります。

 

中学卒業と同時にバス会社へ就職し、その後駒ヶ根市の光学機器メーカー「信光精機株式会社」へ転職。

もともとカメラには特に興味が無かったそうです。

しかし、職場で一眼レフ用交換レンズを見てから強く惹かれ、写真に興味を持つようになり、写真を撮り始めたそうです。

 

独学で動物写真の技術を磨き始めて1年足らずの時、ムササビの写真で雑誌『アサヒカメラ』の月例コンテストに入選。

さらに冬眠中のコウモリの写真でも入選を果たし、ニホンカモシカの生態を撮りたいと強く思うようになったそうです。

当時、野生のニホンカモシカは数が少なかったため撮影は難しいとされていました。

 

地元の山岳会に1年半所属し、自力で登山できるようになってからはカモシカの観察・研究に没頭しました。

不眠不休で山中をめぐり続けた結果、無理がたたって肝臓や腎臓を患い入院したのだそうです。

 

体調を崩した事により会社を辞めて静養した後、アルバイトで資金を稼ぎつつ野生動物を撮影する生活を始めました。

1969年にはニホンカモシカの写真で『アサヒカメラ年鑑』への入選を果たしました。

その頃、大阪の出版社「千趣会」の編集者や、児童文学作家の今江祥智との出会いがあり、カモシカの写真を高く評価されて写真絵本の出版が決まったそうです。

 

その後、フクロウの生態を追う中で再び無理をしてしまい、胃潰瘍に倒れてしまいました。

胃潰瘍での再入院を乗り越えた後、1972年に写真絵本『山にいきる にほんかもしか』でプロ写真家としてデビューしました。

 

宮崎学さんが病気から学んだ事や、生き方、写真家としての想いを語られている動画をご紹介します。

 

体調を崩してしまった事がきっかけで、一度きりの人生好きな事をしようとプロの写真家になられたようですね。

また、宮崎学さんの気になるご家族については、こちらの記事で紹介しています。

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興味のある方は是非読んでみてくださいね。

また、現在の写真撮影方法として宮崎学さんが使用されている、自動撮影カメラの開発にも、入院した事が大きく関わっているようです。

自動撮影(ロボットカメラ)にいたずらする熊の写真集はこちらです。

写真家宮崎学のプロ写真家デビュー後の経歴

1977年、写真絵本『ふくろう(かがくのほん)』を出版。

1978年、『ふくろう』(福音館書店)で第1回絵本にっぽん大賞を受賞。

1978年、銀座ニコンサロンにて初の個展「けもの道」を開催。

その後、宮崎は日本で営巣する鷲・鷹16種すべての生態を撮ることに成功。

1981年、写真集『鷲と鷹』として発表。

1982年、『鷲と鷹』(平凡社)で日本写真協会新人賞を受賞。

1990年、写真集「フクロウ」で動物写真として初の土門拳賞を受賞。

1994年、野生動物の死体が山の中で土に還るまでの過程を撮り続けた写真集『死 Death in Nature』を発表。

1995年、台所用洗剤のキャップを被って暮らすヤドカリや、癌に冒されたタヌキなど、人間社会の影響を強く受けて暮らす生物たちを写した写真集『アニマル黙示録』を出版。

1995年、『死』(平凡社)で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。

2002年、著書『アニマルアイズ・動物の目で環境を見る』シリーズで第4回学校図書館出版賞を受賞。

2004年、公式ウェブサイト「宮崎学(がく)写真館 森の365日」で信毎ホームページ大賞2004エプソン賞を受賞。

2011年、『死を食べる』(偕成社)が全国読書感想文コンクール対象図書に選ばれる。

2013年、 IZU PHOTOMUSEUM(伊豆フォトミュージアム)で展覧会。

2016年 、カルティエ現代美術財団に招かれ写真展を開催。

 

プロの写真家になってから、たくさんの写真集を出されて、また多くの賞を受賞されています。

とても活躍されていらっしゃいますね。

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まとめ

写真家宮崎学の経歴や写真家プロデビューへの道のりをご紹介させていただきました。

17才の頃カメラに目覚め、ニホンカモシカの生態を撮りたいと必死に駆け回った事がきっかけで無理がたたってしまい、肝臓や腎臓を患い入院したのだそうです。

その後もフクロウの生態を追う中で再び無理をしてしまい、胃潰瘍に倒れてしまいました。

しかし病気があったからこそ、一度きりの人生好きな事をしようと、プロのカメラマンを目指すきっかけになったようです。

また、現在の写真撮影方法として宮崎学さんが使用されている、自動撮影カメラの開発にも、入院した事が大きく関わっているようです。

宮崎学さんは、今後も素晴らしい作品を撮り続けてくださる事でしょう。

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