幻想的な蛍の光はとても美しく素敵ですよね。
蛍のスピリチュアルな意味は「魂の声に耳を傾けて」
蛍はスピリチュアルでは、「魂の声に耳を傾けて」という意味があります。
普段あまり見る事のできない蛍ですが、見る事ができたら自分の心の声をゆっくり感じ取ってみてはいかがでしょうか。
自分の本心と向き合う事でより良い未来を引き寄せる事ができるかもしれませんよ。
またオスがメスに求愛のために光を放つ事から恋愛面では「恋が叶う」という意味もありますよ。
大好きな人と美しい蛍を見る事ができれば、とてもロマンチックなムードになる事間違いなしですよね。
また、蛍は成虫になってから10日程度しか生きられないため、蛍の光を見る事がなかなかできないので、「閃き」、「インスピレーション」、「思い出」、「希望」という意味も持っているとされています。
蛍は昔「霊魂」が宿っていると恐れられていた
平安時代以降の日本では、蛍は「恋が叶う」や「希望」などと良い意味を持つとされていますが、平安時代以前の日本では蛍は「霊魂」が宿った不気味な生き物だと思われていました。
奈良時代の日本書紀にも蛍は「邪心の象徴」として表現されているほどです。
西洋でも蛍の光の発光物質は、「ルシファー(邪神)」という神に反逆した天使(のちの魔王サタン)の名前から由来し「ルシフェリン 」と名付けられました。
神に反逆したルシファーが、地獄へ落とされて魔王サタンになってしまうという悲しく不吉な結末は、蛍の儚い光を連想させたのかもしれませんね。
しかし時代は流れ、蛍の光は美しく幻想的で希少価値がある事から、良い意味に変化したと言われています。
家の中に入ってきた蛍はご先祖様の可能性も
蛍がいつのまにか家の中に入ってきた場合、それはもしかしたらご先祖様か、あなたに由縁のある故人かもしれません。
蛍には霊魂が宿っているという言い伝えもありますので、あなたを大事に思ってくれている誰かが会いに来てくれた可能性があります。
心の中で「会いにきてくれてありがとう」と伝えてあげてくださいね。
蛍鑑賞の4つの基礎知識
蛍のスピリチュアルな意味を知った上で蛍を見に行くと、蛍から強いパワーをもらえそうですよね。
蛍鑑賞のための基礎知識を紹介しますね。
①蛍の光が見られる季節はいつ頃?
日本で見る事ができる一般的な蛍といえば、「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」がいます。
ゲンジボタルの見頃は5月~6月頃、ヘイケボタルの見頃は5月~9月頃とされています。
地域ごとに少しずつ見頃は異なりますが、総合的に見て大都市近郊では、5月下旬~6月中旬という時期が一般的です。
②蛍を見る事ができる時間帯は?
蛍は一晩に3回光り、飛び回りますが、1回目が一番活発に活動するそうです。
・1回目は19時~21時
・2回目は23時前後
・3回目は午前2時前後
③蛍がよく光る時の条件は?
蛍の光が美しくみられる時の条件は以下のような時になります。
・風がない状態
・曇っていて月明かり薄暗い状態
・雨上がりで湿度の高い状態
④蛍の生息地はどんな場所?
野生の蛍は以下のような場所に生息しています。
・水がきれいな川
・水流が穏やか
・暗く静かな場所
・川底に砂やレキ(砂より大粒のもの)がある
・カワニナが生息している
東アジアの淡水域に棲むカワニナ科に分類される細長い巻貝。ゲンジボタルやヘイケボタルといった水生ホタルの幼虫の餌となる貝。
蛍が見られる場所(東京・大阪)
都会で生活している方は特に、蛍はあまり身近な存在ではありませんよね。
東京や大阪で蛍が見られる場所を紹介しますね。
東京で蛍が見られる場所5選
東京都内でもいくつかの場所で蛍を見る事ができますよ。
大都会で幻想的な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
よみうりランド
毎年6月中旬~7月初旬に、13日間「ほたるの宵」というイベントが行われています。
会場内では七夕のイベントも行われていて素敵な夜を過ごせます。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
ホテル椿山荘東京
毎年5月下旬から6月にかけて「ほたるの夕べ」というイベントが行われています。
ディナービュッフェを楽しんだ後、椿山荘の庭園で蛍を楽しむ事ができるプランがあります。家族や友人との素敵な思い出作りができそうですね。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
ほたる公園
ほたる公園は、東京都福生市にホタルの棲息を保護する施設として昭和48年に設置された公園です。
公園内では蛍の養殖が行われており、毎年6月中旬にはホタル祭りが開催されています。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
わんぱく天国
東京都墨田区にあるわんぱく天国では、毎年7月上旬に「ほたる観賞の夕べ」というイベントが開催されます。
わんぱく天国ないに設置されたテントの中にヘイケボタルが放たれて鑑賞する事ができます。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
おとめ山公園
東京都新宿区にあるおとめ山公園は、「東京の名湧水57選」に選ばれています。
園内の湧水を利用してホタルの飼育を行っていて、7月になると蛍観賞の夕べが開催されます。
屋台や縁日が出るので、大人から子どもまで楽しめますね。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
大阪で蛍が見られる場所5選
大阪でも蛍が見れる場所がいくつかありますよ。
蛍を鑑賞できたら、ご家族や友人と素敵な思い出が作れそうですね。
高槻森林観光センター
高槻森林観光センターは、高槻市の山の中にある蛍鑑賞の穴場スポットです。
昼間は川辺で遊べますし、バーベキュー、温泉、宿泊施設もあり子どもから大人まで楽しむ事ができます。
6月中旬から下旬にかけての2週間は、宿泊や夕食の予約とセットでホタル観賞会の予約をする事ができます。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
大阪万博公園
大阪万博公園といえば太陽の塔が有名ですが、蛍の名所でもあります。
毎年5月下旬~6月上旬になると「蛍の夕べ」というイベントが開催されますよ。
毎年ホタルの発生状況の時期が発表されるので、調べて行く事をおすすめします。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
奥山雨山自然公園
奥山雨山自然公園では、6月上旬になると「ゲンジボタル鑑賞会」を開催しています。
ボランティアの方々が川の清掃などでホタルを保護する活動を行っていて、ゲンジボタルが多くみられるようになった穴場スポットです。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
西河原公園
西河原公園は大阪緑の百選に選ばれた公園で、敷地内にはプールもあり地元の人が多く訪れます。
昭和58年からゲンジボタルの人口育成が行われていて、毎年6月上旬頃にホタル観賞会が行われますよ。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
菅原神社
堺市にある菅原神社では、40年前に宮司がもらい受けたホタルを放したところ、数が増えて蛍の見られるスポットになったそうです。
6月中旬頃に2日間に渡って蛍鑑賞会が行われ、ヘイケボタル、ゲンジボタルを見ることができますよ。
年によってイベント開催の有無や時期が変更となる可能性がございますので公式HPで確認してみてくださいね。
まとめ:蛍を見たら本心と向き合ってみよう
こちらの記事では蛍のスピリチュアルな意味や、蛍を鑑賞できる時期や場所などを紹介しました。
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蛍はスピリチュアルでは、「魂の声に耳を傾けて」という意味があります。
また恋愛面では「恋が叶う」という意味もありますよ。
家の中に入ってきた蛍はご先祖様の可能性もありますよ。
⇒①蛍の光が見られる季節はいつ頃?
⇒②蛍を見る事ができる時間帯は?
⇒③蛍がよく光る時の条件は?
⇒④蛍の生息地はどんな場所?