デザイナーをしていると、デザイナー職以外の職種の方から「デザイナーって変な人多いよね」と言われがちです。
変な人ってなんだ?ってかんじなんですけど、確かに同僚を思い返してみると私から見ても変わっている人も多いなと思いました。
変な人という定義は人それぞれだと思いますし難しいのですが、自分なりになぜデザイナーには変な人が多いと思われているのか考えてみました。
デザイナーに変な人が多い理由①オタク気質な人が多い
デザイナーに変は人多いと言われる理由として上位にくると思います。
はっきり言ってオタク気質な人が多いです。
デザイナーの人は職業柄こだわりが強い傾向にあると思います。
また沢山色々な物を見て勉強していく上で、自分の好きなジャンルやコンテンツへのこだわりと執着が生まれてしまうのでしょう。
そして好きなデザインやキャラクターをスクラップ資料のような感覚で集めてしまいがちです。
デザイナーの職業柄、資料はあればあるほど良いので、おのずと集めてしまうのだと考えられます。
また、好きなキャラクターやコンテンツが、なぜこのようなカラーリングになったのかとか、装飾品の意味とかも勉強してしまうので、結果オタクと言われても仕方のない状態になってしまいます。
デザイナーに変な人が多い理由②こだわりが強い
デザイナーに変な人が多いと言われる理由として、こだわりの強さが挙げられます。
デザイナー職の人は、こだわりを持って仕事をしています。
こだわりがなければ唯一無二のデザインは生まれません。
こだわりがあるからこそ、クオリティーの高いデザインが作れるのです。
しかし、そのこだわりが、仕事から離れたプライベートでも強く出てしまいます。
料理の盛り付けも、私服のファッションも、部屋のインテリアも、こだわりたい部分にはどこまでもこだわってしまうのですね。
職業柄どうしようもない事だとは思います。
そのこだわりの強さが変に目立ってしまうので、他の職種の方から見ると「変わってる」と思われてしまうのではないでしょうか。
デザイナーに変な人が多い理由③自分を守りがち
デザイナーに変な人が多いと言われる理由として、自分を守りがちだという理由があげられます。
デザイナーは時間をかけてデザインをつくりあげていきますが、そこにはこだわりと信念が必要です。
自分が良いと思ったものを、自信を持ってつくらなければいけません。
しかし商用デザイナーである以上、自分が作ったものに対しての他人の評価が必ずあります。
同じように良いと意見を言ってくれる人もいれば、良くないと思う人もいますよね。
そんな事を日々繰り返しているわけですから、自分を守る術を身に着けていきます。
作ったデザインに対してダサいと言われた時の理由付けや、なぜこうなったかという説明ができるようになるんですね。
何か一言いわれたら、「いや、それはどーたらこーたら」と反撃のように口から言葉が出てきます。
それが日常になってしまいますし、それぐらい図太く言い返せないと押しつぶされてしまうのです。
あまりデザイナーと接した事のない人は、こういった反撃のような言い回しに「自我が強い」と感じたり「なんかやりにくい」と感じる事でしょう。
もしくはあまり自分の意見をいわずだんまりしてしまうデザイナーもいるかもしれません。(黙って身を守るタイプ)
デザイナーは自分の心を守っていかないと生きていけないのでしょうがないのです。
まとめ
デザイナーに変な人が多いと言われる理由を私なりに解説してみました。
②こだわりが強い
③自分を守りがち
どれも職業柄色濃く出てしまうものですね。
しかし、本当は心が弱くピュアで良い人が多いんですよ。
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