デザインのセンスがあるとかないとか、そういった言い方を聞いた事があると思いますが、デザインセンスの磨き方とはどのようにすれば良いのでしょうか。
デザインセンスというものは特別なものではないと私は思っています。
デザインセンスというのは感覚だけではなく、デザインの知識と紐づいています。
今回の記事では、デザインセンスの磨き方について説明していきたいと思います。
デザインセンスの磨き方①デザインの4つの基本原則を理解する
デザインセンスの磨き方として知っておくべき知識があります。
「デザインの4つの基本原則」というものをご存じでしょうか。
②整列…きちんと整列している事で美しく見える
③強弱…情報の強弱がある
④反復…同じものを繰り返す事でまとまりがある
この基本原則を理解していると、デザインの良し悪しが判断できますので、結果センスがあるという事になります。
詳しく知りたい方はこちらの関連記事をご覧ください。
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デザインセンスの磨き方②心地よいと思うデザインを分解して考える
直感的に好きなデザインってありますよね。
なんとなくかっこいいと感じられたり、可愛いとかんじられて、見ていてオシャレだなぁと思うデザインがあると思います。
そのデザインをどこが好きなのか、分解して考えてみてください。
例えば、空間の取り方はどうでしょうか。余白と文字のバランスがスッキリしているのではないでしょうか。
色味はどうでしょうか。あなた好みのバランスの良い配色なのではないでしょうか。
文字はどのようなフォントを使っているでしょうか。
きっとデザインのテーマに合ったものでしょう。
このように、自分の好きなデザインを分解してみる事で、配色、空間、文字に気付く事が沢山あると思います。
それらはすべてデザイナーが知識と経験を元に作り上げたものです。
そして気付いた事をすべてインプットしていくと、おのずとあなたのデザインセンスは磨かれていく事でしょう。
デザインセンスの磨き方③アウトプットする
デザインセンスの磨き方②でインプットしてデザインを、今度はアウトプットしてみてください。
難しく考える必要はありません。
例えばノートにメモをとる時、かっこいいな~と感じた配色をまねてみてはいかがでしょうか。
ファッション雑誌を見て、好きなファッションを自分のファッションに取り入れるのと同じです。
ちょっとしたイラストを描く時、以前可愛いと思ったあのイラストを少しまねてみよう、なんて事でもいいと思います。
パワーポイントで資料を作る時、見出しの帯の色を、前見た好きなデザインの真似をしてみるなんて事でもいいと思います。
生活の中で、少しづつ取り入れていけば良いと思いますよ。
そうする事で、あなたのデザインセンスはどんどん磨かれていく事でしょう。
まとめ
デザインセンスの磨き方について、以下の3つを説明しました。
②心地よいと思うデザインを分解して考える
③アウトプットする